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PLCラダー作成で身につけた技能

  • 執筆者の写真: N-S
    N-S
  • 3月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2 日前

株式会社アーチのN-Sです。

弊社でPLCラダープログラム製作を主に担当して20年ほど経過しました。入社当初は触ったことすらなく、一から制作方法を学ぶこととなりました。

 

今回は開発をおこなう上で身についた技能についてお話しさせていただきます。


プログラム2巡目からの挙動予測

私がラダー作成で身についた技能が「プログラム2巡目からの挙動予測」でした。


ラダープログラムの特性で必ず同じプログラムを毎回処理することとなり、1巡目で考え通りの動作でも、2巡目では意図した動作とならないことがあるためです。


挙動事例

例えば、スイッチ操作にてモーター運転、停止指示を出すラダーがあります。また運転中に何らかの異常が検知された場合にモーターを停止させるラダーを作成しました。(下図)


モーター運転停止ラダー

このラダーを実際に動作させ運転スイッチをオンしますが、モーターが運転できませんでした。

実際の動作は以下のものとなりました。


  1. 1巡目で運転指示を出して運転指令保持をオン、そのまま運転指令出力をオンします。

  2. 続く1巡目の処理でモーター動作確認の信号返答(運転アンサー)がオフのままのため異常と判断して動作不可条件がオンになります。

  3. 2巡目でモーター動作不可条件がオンしているため運転指示保持がオフになって停止していました。


1巡目で運転指示を出していることは正常ですが、のちに続く処理で運転指示のオフ条件が成立し、2巡目で運転指示がオフとなりました。


予測方法と解決策

この挙動事例では、1巡目で「モーター動作不可条件」がオンすること、2巡目でこの信号がどのように動作するか、運転指令出力が継続されるかを予測します。


解決方法は下図のようにしました。運転アンサーの確認は一定時間経過後に異常判定を行い2巡目でも運転指示が継続してオンするようになりました。


改善後のモーター運転停止ラダー

まとめ

プログラムの作成中に2巡目の動作がどうなるか予測できることで、より確実に動作するプログラム作成が行えるようになりました。いざ現場作業でこのような動作不備があると、必要以上に慌ててしまい解決に時間が掛かります。(経験談)


株式会社アーチでは、こうした経験で得た知識なども発信していきますので、ぜひチェックしてください。


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