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電卓と紙からの脱却:C#とBluetoothで実現した、工場の重量計測DXと規格の罠(Classic vs BLE)
こんにちはM.Oです。 今回は、最近私が担当した、工場の生産ラインにおけるハンディターミナル(HT)と計測器(秤)を連携させるプロジェクトについてのお話です。 規模こそ小さいものの、現場の作業を劇的に変えた「カイゼン(DX)」の実例と、その開発過程でハマったハードウェア連携特有の強力な技術的罠、そしてそれを解決したC#の実装について共有します。 今回は、システム全体を統括するエンジニアリング会社様の提案に基づき、弊社がHT側のアプリとデータ連携部分の「システムの一部」の実装を担当した事例です。 1.現場の課題:「秤、電卓、紙」の世界 システムを導入した現場は、大きな工場の生産ラインです。 しかし、そこでの作業は、スマートファクトリーといった言葉からは程遠い、非常にアナログで泥臭いものでした。作業は、製品の出荷前に行う品質管理において重要な「重量計測」です。 カイゼン前は、以下のような手順で行われていました。 秤で測る: 作業者が重量物の秤の上に製品を載せ、表示をじっと読み取る。 風袋データを表から探す: 容器(風袋)の重量を、現場の壁に貼られた一
Tech Blog/技術ブログ
M.O
20 時間前
3次元構造のコードについて調べてみた
キタさんです、こんにちは。 突然ですが、「立体物で、形状そのものが情報を表しているもの」というと想像がつくでしょうか? 現実に存在するものとしては、以下のようなものをイメージしてみてください。 オルゴール:突起の位置や大きさで音階、音の大きさを表現しているといえます。 DNA:1次元の配列だけでなく、遺伝子の紐の折りたたまれ方そのものでも異なる情報を表しているそうです。 SF映画などでも、一見不思議な構造をしている立体物が重要なデータを表しているシーンなどはよく登場します(異星人からのメッセージ、目的地を示す地図とか)。 今回はそのようなロマンある構造物に思いを馳せながら、実用的な3次元の情報構造物について調査した内容をご紹介します。 1. 3次元構造を持つコードとは? バーコードを積み上げたら2次元コードになる QRコード等の2次元コードは業務システムでもよく扱います。 今回はその延長でふと浮かんだ疑問を調べてみました。「2次元コードがあるなら、3次元コードもあるのでは」という単純な発想です。 2次元コードには、実は2つの系統があります。QRコ
キタさん
9月29日
Agent Skills入門
こんにちは、株式会社アーチのT.Tです。 はじめに 最近、Claude Code、Codex CLI、Antigravity CLIと、複数のAIコーディングエージェントを行き来しながら仕事をする機会が増えました。 最初のうちは、どのツールを開いても「このプロジェクトの書式はこうで」「変換手順はこの順番で」といった同じ指示を、チャットのたびに手で貼り付け直していました。正直、これが面倒で、毎日積み重なると地味に注意力を削られていきました。 そんな中で出会ったのが「Agent Skills」という仕組みです。 よく使う指示や手順をSKILL.mdという1つのファイルにまとめておくと、エージェントが必要なときだけそれを読み込んでくれる。しかもClaude Code独自の機能ではなく、Codex CLIやAntigravity CLIなど複数のツールにまたがる緩やかな共通規格(Agent Skills)として広がりつつあります。 注意: これらのCLIツールは開発が非常に速く、仕様やディレクトリ構成が今後変更される可能性があります。実際に導入する際は、
T.T
9月8日
変数定義によるデータ消失
株式会社アーチのN-Sです。 PLCのラダープログラムを作成する際、昔ながらの「デバイスアドレス(D100など)」を直接指定する方法から、最近主流の「変数(タグ)管理」に移行した方も多いのではないでしょうか。 名前で管理できるので非常に便利な変数機能ですが、「ある仕様」を正しく理解できていないことで、トラブルとなることがあります。 今回は、実際に経験した「変数定義の失敗談」をお話しします。 どんなトラブル内容? ある設備のプログラムを改修し、現地で変更作業を行いました。それなりの規模の改修ではあるものの既存の変数定義をそのまま流用できる作業のため簡単なものでした。 変更作業が完了したところ、PLC内で保持(リテイン)されているはずのメモリ情報が化ける、初期化されているなど不具合が見つかりました。 原因:変数の「保持領域」指定時の「自動割り付け」 原因は、ラダープログラムで変数を定義する際、「保持領域(リテイン領域)のアドレスを明示的に指定せず、PLCの自動割り付けに任せていたこと」でした。 一般的なPLCで変数を使用する場合、手動で特定のアド
Tech Blog/技術ブログ
N-S
8月25日
C#でOS標準搭載のAPIを呼び出してみる
こんにちは、レイです。 早いもので入社してもうすぐ一年が経ちます。まだまだ慣れないことが多いですが、先輩方に教えてもらいながら日々業務に取り組んでいます。 先日、とある案件で Web カメラの映像を画面に表示するソフトを WPF で作る機会がありました。 今まではこういうとき OpenCV などの外部ライブラリを使っていたのですが、Windows 標準のカメラアプリでも同じことができるわけだし、外部ライブラリを追加せずにできないかなと調べたところ、WinRT という OS 標準機能を呼べば良さそうだったので試してみました。 1. .csproj を書き換える プロジェクト作成後、.csproj をメモ帳で開いて <TargetFramework> を次のように修正します。 WinRTが搭載されはじめたバージョンを明記することで、Windows.* の API がそのまま using できるようになります。ただし、ここで指定したバージョンより古い OS では動かなくなるので注意してください。 2. 画面(XAML) Image を 1 つ置きます。
Tech Blog/技術ブログ
レイ
8月11日
【無料相談会】DXって何から始めればいいの...?知識ゼロから始めるシステム化相談室
こんにちは、前戸 雄太です。 昨今、あらゆる業界で「DX(デジタルトランスフォーメーション)」や「IoT」といった言葉を耳にするようになりました。 しかし、日ごろお客様とお話している中、こんな本音をよくお聞きします。 ・「DXが必要なのはわかっているけれど、何をしていいか分からない」 ・「ITやシステムの専門知識がないから、どこに相談すればいいのかすら分からない」 そんなお悩みをお持ちの企業様。 株式会社アーチでは、 「IT知識ゼロからでも大丈夫!システム開発・導入に関する無料相談」 を受け付けております。 🏢 こんなお悩み、ありませんか? 【自社の業務改善でお悩みの方】 「PCやソフトウェアのことはよく分からない」 「毎日手書きで日報をつけて、Excelに入力し直しているのが面倒…」 「古い機械が突然止まってしまう前に、ランプの点灯などをお知らせしてほしい」 【お客様への提案力強化でお悩みの商社様・メーカー様】 「お客様から『設備導入したら稼働データも見たい』と要望されたが、ソフトウェアの知識がない」 「ハード(機械やPLC)の提案はできるが
News/お知らせ
Y.M
7月28日
インターンシップ リアクションボードの試作
株式会社アーチのトミーです。弊社では数年前からインターンシップを実施しています。 今夏のインターンシップでは、自分が担当講師の一人として課題の進め方、プログラムの内容を教えさせていただきます。課題は以下の3つの中から1つを選択し、体験していただけます。 「高精度計測のロジックを構築する!C#とPLCによる『反射神経測定システム』の開発」 【IoT入門】ビジュアルプログラミングで操る!「Raspberry Pi × IoT制御」 【システム構築】街の安全を守るロジック!「USB-IOで作る信号機制御」 今回のブログでは課題の1つである 【開発実録:C#とPLCを連携させた「反射神経測定システム」の構築プロセス】 の試作を行いましたので、その内容を紹介します。 課題の目的 PLCのI/O活用 PLC内レジスタの理解 ラダープログラムの作成 高精度タイマーの使用 PC・PLC間のデータ通信 実際に測定した時の動画 開発環境 Visual Studio 2026 (C#) GX Works3 (PLC) 使用するPLC 機種:FX5U-32MR/ES
Tech Blog/技術ブログ
トミー
7月17日
拡張性ばっちり!Wi-FiとMQTTを活用した「後付けIoT通報システム」のご紹介
こんにちは。株式会社アーチ 2K(にけ)です。 工場や倉庫、広い施設などの現場において、「現場から事務所へ、ボタン一つですぐに状況を知らせたい」というニーズは非常に多くあります。しかし、いざシステムを導入しようとすると、長いケーブルの配線工事が必要になったり、大掛かりな設置作業でコストが膨らんでしまったりと、ハードルが高いのが実情です。 今回は、現場の課題を解決するために弊社で考案・提案したシステム「配線不要で簡単にポン付けできる通報システム」の構成事例をご紹介します。 システムの概要 本システムは、現場に設置する「自作の通報ボタン(発信機)」と、通知を受け取りたい事務所などに設置する「受信機」の2つの筐体から構成される、シンプルかつ拡張性の高いIoTシステムです。 1. 既存のWi-Fi活用&マグネット設置で「配線工事ゼロ」 最大の特長は、導入にあたって大掛かりな工事が一切不要である点です。 現場に設置する発信機にはWi-Fiモジュールを搭載しており、お客様の環境にすでに整備されている自社無線LANにそのまま参加させることができます。そのため、
Tech Blog/技術ブログ
2K
7月7日
【募集中】2026年度インターンシップ
皆さんこんにちは、アーチ事務です。 本日は2026年度インターンシップの開催が決定しましたのでお知らせします。 手に入れろ、エンジニアの視点! 実践型インターンシップ参加者募集! 当社のインターンシップは、画面の中だけでは終わらない「実践型」です C♯を中心にプログラミングのスキルの基礎を学んでいただきながら、最終的には自身でコーディングしていただき、モノが動く感動を味わえます 👉アーチのインターンシップ 3つの特徴 1:若手エンジニアとの距離感 → 現場の最前線で働く社員が講師を担当、技術のコツから仕事のリアルまで教えます 2:少人数制×オーダーメイド → 一人一人の現在のスキルや興味に合わせてテーマを選択/カスタマイズ プログラミングが初めての方でも安心して参加いただけます 3:本物の機器を動かす達成感 → 画面の中だけでは終わらず、ランプ・スイッチ・センサー等「本物の機器」を使用 実際の現場に近い環境で、論理を組み、仕組みを知る体験ができます 当社のインターンシップは少人数だからこそ、プログラムの実技体験に留ま
Recruitment/求人・採用
アーチ事務
6月23日
「字が小せぇ!」と言われないために——現場の『何か違う』を防ぐコミュニケーション術
こんにちは、キタさんです。 私、工場や生産現場をサポートするシステム、ソフトをよく作らせてもらっております。 さて、世の中には「お互いの認識のズレ」から生まれるトラブルが絶えません。「夕飯は適当でいいよ」と言われたから素麺を出したら、「もっとガッツリしたものが良かった」と文句を言われる。皆様も一度はご経験があるんじゃないでしょうか。 実はこれ、私どものシステム開発の世界でも日常茶飯事でして。特に設計段階の「仕様」や「画面イメージ」の認識というのは、まぁ見事にすれ違うのでございます。 本日は、そんな「仕様共有の難しさ」について私が大事にしていることを、実際の体験も交えながら少しお話しさせていただこうかと思います。 「良い画面」とは? 余白はいらない、とにかくデカく! 私のような開発の人間というのは、どうも「スタイリッシュで美しい画面」を作りたがる傾向にあります。今風のフラットデザインで、余白をたっぷりとって、文字は控えめなグレーで……なんて悦に入って設計書をお客様に見せるわけです。 ところが、実際に現場でシステムを使う方々に見せると、こう言われます
Tech Blog/技術ブログ
キタさん
6月23日
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M.O
20 時間前
3次元構造のコードについて調べてみた
キタさん
9月29日
Agent Skills入門
T.T
9月8日
変数定義によるデータ消失
N-S
8月25日
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